医療法務

看護師を悩ます労務管理、看護師長のお悩みはヒラソルにお任せ!

看護管理者の労務問題は以下のとおりです。

・労働時間

・ワークライフバランス

・メンタルヘルス

・休憩時間、休日

・問題社員への対応

・年次有給休暇

・変形労働時間制度の運用

・有期雇用者の労務管理

・ハラスメント

主に、労働時間、ワークライフバランス、メンタルヘルスが重要です。

 

Q ぎりぎりに打刻し打刻後に白衣に着替えるが労働時間なのか

Q 夜勤の仮眠時間すべてが労働時間なのか

Q 精神疾患で長期休職の職員が復職の申出がありましたが断りたい

Q メンタルで長期に休職し、夜勤、時間外免除の診断書を次々出してくるのでパートにできないか

Q 育児短時間勤務制度利用者の権利意識が強く病棟での他の看護師との関係が悪化している

Q 育児短時間勤務制度利用者が急増し夜勤ナースの確保が難しい。育児短時間の制度利用者にも夜勤を命じても良いか。

 育短については、病院の現状を説明し育短制度による働き方について制度利用者や利用予定者へ理解を求めました。特に助産師の助言を求めながら制度構築すると良いと思います。

 既に妊娠時から復職に向けたキャリア面談の実施をすることが肝要です。

・妊娠26週 看護師長面談を実施

・妊娠30週 副看護部長面談の実施

・復職4か月前 復職時の居住地、支援者(監護補助者)、保育所の確保、復職後の勤務形態、フルタイム復帰及び夜勤復帰の予定日の決定

 コアなのは、9時~16時にすることが重要。学生がいて指導もでき補助も得られる。準夜勤への引継ぎもできて、保育園への送り迎えも可能。

 申請の時期は人数が多い病院は、「申請会」を設けて、2月と8月に統一

申請時の面接では、夜勤、正規勤務への復帰プランを確認する

復帰に関しては、看護師の育児短時間勤務については、他病棟にしないようにすることがポイント。人間関係の再構築を嫌う看護師が多いことをよく理解して、看護師の立場に立って、検討することが肝要であります。