事務所だより

ヒラソルのクリスマス&年末年始の営業時間のご案内

今年も、皆さまに対して、クリスマス及び新年のお祝いを申し上げることはとにかく大きな喜びです。

 ノートルダム大聖堂が4月15日夕方(日本時間16日深夜)に焼失してしまったことは、大きく私たちの心の支えを失われてしまったことでしょう。今年は、ナチス占領下でも行われたクリスマスミサが中止となりました。

 私たちの心は、様々な事情により傷つきその修復過程にあります。その修復を祈る場が失われたことは大きな失望といわざるを得ませんでした。5月にパリを訪れて、もっとも近いところまで見てきましたが、幸い外観はとどめているものの、誰でも気軽にそして荘厳に祈ることができる場が失われたことは大きな損失です。

 他方、私たちは、法律家として天皇陛下の即位と栄光をお祝いする特別な機会を得ました。天皇陛下の慈愛に満ちたお人柄から、日本も慈愛に満ちた素晴らしい未来を迎えようとしていることをお伝えしたいと存じます。

 この時期、ベートーベンの第9交響曲が演奏される機会が増えます。地球愛と平和へのメッセージといえます。依頼者の皆さまの静謐な心が保たれること、そして私たちの栄光ある法律家と、この地球愛や平和へのメッセージを共有できれば幸いに存じます。

 当事務所も家族法を扱っていることもあり、業務妨害は民暴を扱う事務所並みにありますが、今年5月にノートルダムの右側で祈りを捧げたことを振り返り、自らのすべきこと、また社会貢献ができることをしたいと考えております。また、今日、香港、パリで起きている終わりなき交渉にも光がさすことを祈りたいと思います。

 思い出すべきことは、弁護士になるとき「勇気を持とう」と書いたことです。真実を追求するとき、それは、勇気を伴います。しかし、その委縮に怯えていれば言論人としての弁護士・弁護人は、社会的な意味をなさないものとなってしまうことでしょう。このことを胸に刻み、「最後まで」走り抜きたいと考えております。

 メリークリスマフランスでは宗教が違う人のことを考慮し、この時期、「メリークリスマス(ジョワイユー・ノエル)」とは言わず「ボン・フェット(よいお祝いを)」と声を掛け合うことになっています。

甥っ子くんは、日本のクリスマスとお正月の文化をお友達に説明しました。「うん、するよ。クリスチャンは少ないけど、日本人はクリスマスケーキを買うし、クリスマスプレゼントを交換し合うし、メリークリスマスっていうよ」「クリスマスにはパパにプレゼントをもらって、正月にはお年玉、つまりお金を親戚中から貰うんだ。この時期、子供たちは幸せになるよ」
と付け足した。フランス人仲間一同が、いいなぁ、と羨ましそうな顔をした。甥っ子は一月生まれなので、正月と誕生日プレゼントも必要になります。甥っ子がほほ笑む。一月は甥っ子天国か。

ボン・フェット&ハッピーニューイヤー

下記の期日を弁護士・事務局の休日とさせていただきます。皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます。e-mail受付や緊急性の高いものは携帯から、ご連絡することがあります。

閉局日  2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)

したがいまして、営業は、27日金曜日は午後5時30分で終了させていただきます。6日は、午前9時30分からの営業とさせていただきます。なお、電話対応はホームページのとおりとなります。

 名古屋駅ヒラソル法律事務所 主筆